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歯ぎしりが歯に与える影響とは?原因・対処法をやさしく解説

「朝起きると顎がだるい…」「歯が以前より短くなってきた気がする…」「寝ている間に歯ぎしりしてると家族に言われたけど、自分では気づいていない…」「肩こりや頭痛が続いているけど、まさか歯が原因?」——そんな経験をされていませんか?

歯ぎしりは「音がするもの」というイメージがありますが、実は音が出ないタイプも多く、自覚がないまま歯や顎にじわじわとダメージが蓄積されていることがあります。「たかが歯ぎしり」と放置しているうちに、取り返しのつかない状態になってしまうケースも少なくありません。

この記事では、歯ぎしりが歯に与える影響や原因、日常でできるセルフケア、そして歯科での治療アプローチについてわかりやすくお伝えします。

  • 歯ぎしりが歯・顎・全身に与える具体的な影響
  • 歯ぎしりの種類と主な原因・メカニズム
  • 自宅でのセルフケアと歯科での治療法

📋 この記事の目次

こんな症状に心当たりはありませんか?

  • 朝起きると顎がだるい、歯が疲れた感じがする
  • 寝ているあいだに歯ぎしりをしていると家族に指摘された
  • 歯が少しずつ削れてきた気がする、かみ合わせが変わった感じがする

検査と処置は痛みに配慮しながら進めます。まず「見てもらうだけ」からでもお気軽にご相談ください。

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歯ぎしりで「歯」にこんな影響が…心当たりはありませんか?

朝起きると感じる違和感、その正体は?

歯ぎしりは医学的に「ブラキシズム」とも呼ばれ、睡眠中だけでなく日中にも起こりえる習癖です。問題は、歯ぎしり時にかかる力が、通常の食事中の噛む力の数倍にも達することがあるという点です。長期間にわたって歯や顎にこれほどの負担がかかり続けると、さまざまなトラブルへとつながっていきます。

「朝、顎がだるい」「歯が以前よりしみるようになった」「肩こりや頭痛が慢性化している」といったお悩みを抱える方の中には、歯ぎしりや食いしばりが一因になっているケースが少なくありません。

歯や顎への主な影響

歯ぎしりが長期間続くと、口の中と顎まわりにさまざまな変化が現れることがあります。以下は代表的な影響です。

歯の摩耗・損傷:歯ぎしりの横方向の動きによって歯の表面のエナメル質が少しずつ削られ、歯が平らになったり短くなったりすることがあります。進行すると知覚過敏や歯の破折につながる場合もあります。

詰め物・被せ物の破損:セラミックやジルコニアなどの修復物であっても、継続的な強い力には耐えられず、欠けたり外れたりするリスクがあります。せっかく治療した歯を守るためにも、歯ぎしりの対処は重要です。

歯周組織へのダメージ:強い噛み締めによって歯を支える骨や歯根膜に過度な負荷がかかり、歯周病の進行を速める要因になることが指摘されています。

顎関節への影響:顎の関節(顎関節)に長期間にわたって不均一な力がかかると、口を開けたときに「カクッ」と音がする、口が開きにくい、顎まわりが痛むなどの症状が現れることがあります。

全身症状との関連:咬み合わせのバランスが崩れることで、頭痛・肩こり・首こり・耳鳴りなど、一見歯と関係のないような全身の不調につながる場合もあります。お口の健康は全身の健康と深くつながっているのです。

歯ぎしりの影響は自覚しにくいため、「特に痛みがないから大丈夫」と放置されがちです。しかし、気づかないうちに歯やお口の状態が変化していることがあります。定期的な歯科検診で早期に把握することが大切です。

歯ぎしりの種類と原因・メカニズムを知ろう

歯ぎしりには3つのタイプがある

歯ぎしりと一口に言っても、動きのパターンによっていくつかのタイプに分けられます。自分がどのタイプかを把握することが、適切な対処につながります。

Point 01

グラインディング(歯をギリギリと擦り合わせる)

上下の歯を左右・前後に滑らせる動きで、「ギリギリ」という音が出やすいのがこのタイプです。歯の表面が均一に削れていくため、歯が短くなったり平らになったりする変化が見られます。睡眠中に起こることが多く、同居する家族や、歯科検診で気づかれるケースが多いです。

Point 02

クレンチング(強く噛み締める)

音がほとんど出ないため自覚しにくいのが特徴です。上下の歯を強く噛み合わせたまま力をかけ続ける動きで、顎の筋肉や歯根部分への負担が大きいタイプです。日中の集中時や緊張しているとき、就寝中にも起こります。頬の内側に白い線が現れたり、顎の骨(エラ付近)が発達して見えたりすることもあります。

Point 03

タッピング(歯をカチカチと当てる)

上下の歯を小刻みに接触させる動きです。3つの中では比較的頻度が少ないとされていますが、歯や歯周組織へのダメージがないわけではありません。寒さや緊張で歯がカチカチ鳴る感覚に近いイメージです。

歯ぎしりの主な原因

歯ぎしりが起きる原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていると考えられています。現在わかっている主な要因を整理します。

ストレス・心理的要因:精神的な緊張や不安、ストレスが歯ぎしりや食いしばりを誘発しやすいことが知られています。仕事や生活環境の変化があった時期に歯ぎしりが始まった、という方も多くいらっしゃいます。

咬み合わせのズレ:上下の歯の噛み合う位置や力のバランスが乱れていると、無意識のうちに顎が「安定する位置」を探そうとして歯ぎしりが起きやすくなることがあります。咬み合わせと歯ぎしりは深い関係があるといわれています。

睡眠との関連:睡眠の質や深さ、睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されています。睡眠中の脳の覚醒反応が歯ぎしりに影響するとも言われています。

生活習慣・嗜好品:カフェインやアルコールの摂取、喫煙習慣が歯ぎしりの頻度や強度に影響することが研究で示唆されています。

歯ぎしりによるダメージを最小限に抑えるためにも、歯を長持ちさせるためのケアを日ごろから意識しておくことが助けになります。

日常でできる歯ぎしりへのセルフケアと注意点

日常生活でできること

歯ぎしりを完全にコントロールすることは容易ではありませんが、日常生活の工夫によって影響を軽減できる場合があります。以下を参考にしてみてください。

ストレスを溜めない工夫をする:入浴やストレッチ、趣味の時間など、自分なりのリラックス方法を取り入れることが助けになることがあります。

寝る前のスマートフォン・カフェインを控える:睡眠の質を高めることが、夜間の歯ぎしりの軽減につながる可能性があります。

日中の食いしばりに気づく:パソコン作業や家事の最中に無意識に歯を噛み締めていないか意識してみましょう。気づいたら意識的に歯を離す習慣が有効です。上下の歯は、食事や飲み込む動作以外では本来触れていないのが自然な状態です。

顎まわりのマッサージ:就寝前に頬の筋肉(咬筋)を軽くほぐすことで、筋肉の緊張をやわらげる助けになることがあります。ただし、強く押しすぎないよう注意してください。

「硬いものを積極的に噛む」「歯ぎしり中にタオルを噛む」といった対処法は、かえって歯や顎への負担を増やす可能性があります。自己判断での民間療法にはご注意ください。歯科専門家にご相談されることをおすすめします。

歯ぎしりは就寝中に起こることが多く、自覚しにくい症状です。気になる方はまずお口の状態を確認してみませんか。相談だけでもOK、無理な治療提案はしません。

まず相談してみる(初診歓迎)

よくある誤解:「歯ぎしりは音がしなければ大丈夫」は本当?

「家族から何も言われないし、音もしていないから自分は歯ぎしりしていない」と思われている方も多いのですが、これは誤解です。クレンチング(食いしばり)タイプの歯ぎしりはほとんど音が出ません。にもかかわらず、歯や顎には大きな負担がかかっています。

「音がない=歯ぎしりがない」ではないことを知っておくことが大切です。歯科での検診では、歯の摩耗のパターンや顎まわりの筋肉の張りなどを確認することで、歯ぎしりや食いしばりのサインを読み取ることができます。

歯ぎしりによる歯や骨への影響は自覚しにくいため、レントゲンでわかる口の中の変化を定期的に確認しておくことも選択肢のひとつです。

歯科での歯ぎしり治療アプローチ

マウスピース(スプリント)療法

歯ぎしりへの歯科的アプローチとして広く行われているのが、就寝時に装着するマウスピース(スプリント、ナイトガードとも呼ばれます)です。上下の歯が直接ぶつかり合うのを防ぎ、歯や修復物へのダメージを和らげる効果が期待できます。

✔ マウスピースのメリット

  • 歯の摩耗・欠けを防ぎやすい
  • 顎関節への負担を分散できる
  • 取り外しが可能で日常生活への影響が少ない
  • 比較的シンプルに始められる
  • 就寝中の無意識なダメージから歯・修復物を守り、 治療した歯を長持ちさせやすくなる

△ 注意点・デメリット

  • 歯ぎしり自体を根本からなくすものではない
  • 正しく装着しないと効果が十分でない場合も
  • 定期的な調整・管理が必要
  • 原因への対処と組み合わせることが望ましい

咬み合わせ治療によるアプローチ

歯ぎしりの背景に咬み合わせのアンバランスがある場合は、咬合調整(噛み合わせの調整)が有効なことがあります。噛み合わせのバランスを整えることで、顎への負担を軽減し、歯ぎしりの頻度や強さが変化するケースも報告されています(個人差があります)。

咬合治療は、歯を削ったり補綴物(被せ物)を調整したりしながら上下の歯が均等に噛み合うようにしていく治療です。精密な検査・診断を行ったうえで計画的に進めることが大切です。

咬み合わせを根本から整えることで、将来的な歯の摩耗・詰め物の脱離・顎関節症のリスクを減らすことにつながります。「また歯が削れた」「また詰め物が取れた」という繰り返しから抜け出すための、長持ちする治療を目指します。

スポーツマウスガードも選択肢のひとつ

スポーツを行う方の場合、運動中の食いしばりや衝撃から歯を守るためにスポーツ用マウスガードが役立つことがあります。ますぎ歯科クリニックでは、スポーツマウスガードにも対応しておりますので、日中の食いしばりや運動時のお口の保護についてもお気軽にご相談ください。

ますぎ歯科クリニックが歯ぎしりに向き合う姿勢

大津市杉浦町にあるますぎ歯科クリニックでは、「一本の歯だけを診る」のではなく、口腔という臓器単位で状態を把握し、全身の健康と結びつけて考える診療スタイルを大切にしています。歯ぎしりひとつとっても、その背景にある咬み合わせや生活習慣、全身の状態をトータルに確認したうえで対処法をご提案します。

なので当院では、歯ぎしりへの対処として「とりあえずマウスピースを作る」というアプローチは取りません。咬み合わせのバランス・歯ぎしりの種類・生活習慣・全身の状態まで総合的に確認したうえで、その方に合った治療の方向性をご提案しています。「歯を守る」だけでなく、「なぜ歯ぎしりが起きているのか」という根本から向き合うことが、他院との大きな違いです。

たとえば、こんなケースがあります。

「詰め物が繰り返し外れる」とご来院された患者さん。レントゲンでは特に問題が見当たりませんでしたが、精密検査を行うと、就寝中の強い歯ぎしり(グラインディング)によって特定の歯に過剰な力がかかり続けていたことが判明しました。咬み合わせの調整とナイトガードの使用を組み合わせた結果、その後1年以上詰め物が外れることなく経過しています。

また、「慢性的な肩こりと頭痛が続いている」という方が来院された際、咬み合わせの精密診断を行ったところ、日中の強い食いしばり(クレンチング)が原因のひとつであることがわかりました。咬合調整とセルフケアの指導を行った結果、肩こりや頭痛の頻度が改善されたとご報告いただいています。

「歯ぎしりくらい大丈夫」と思わず、まずは原因を確認することが大切です。

  • 日本顎咬合学会咬み合わせ認定医による精密咬合診断:歯ぎしりの背景にある咬み合わせの問題を専門的に診断します
  • 歯科用CT・精密検査による原因の見える化:画像検査を活用し、顎関節や骨の状態もしっかり確認します
  • か強診(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)認定院:継続的な予防・管理を含む、かかりつけとしての長期サポートが可能です
  • スポーツマウスガード・ナイトガード対応:患者様のライフスタイルに合わせたマウスピース提供
  • 使い捨て器具・高圧蒸気滅菌による徹底した衛生管理:安心して通っていただける環境を整えています

歯ぎしりや食いしばりは、お口の中だけでなく、肩こりや頭痛など全身の不調と関係していることも少なくありません。私たちのクリニックでは、1998年の開院以来、延べ9,130人の患者様のお口と全身の健康に向き合ってきました。「何となく顎が疲れる」「歯が削れてきた気がする」といったお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。患者様おひとりおひとりの状態を丁寧に拝見し、一緒に対処法を考えていきます。

— ますぎ歯科クリニック 院長 馬杉 明克

歯ぎしりに関するよくあるご質問

子どもにも歯ぎしりはありますか?治療は必要ですか?

はい、お子さんにも歯ぎしりは見られます。乳歯から永久歯への生え替わり時期に多く、成長とともに自然に落ち着くことも多いですが、頻度が高い場合や顎まわりの症状がある場合は一度歯科に相談されることをおすすめします。ますぎ歯科クリニックは小児歯科にも対応しており、お子さんのお口の状態もしっかり確認いたします。

市販のマウスピースではいけないですか?

市販品でも一時的な歯の保護になることはありますが、個々の歯並びや咬み合わせに合わせて作製された歯科用マウスピースとは、フィット感や機能性に差があります。フィットしていないマウスピースは、かえって顎への負担になる場合もあります。歯科での精密な型取りをもとに作製したものをお使いいただくことで、より適切な効果が期待できます(個人差があります)。

歯ぎしりで削れてしまった歯は元に戻りますか?

削れてしまったエナメル質が自然に回復することはありません。ただし、摩耗の程度によっては、ジルコニアクラウンやセラミック系の修復物で歯の形態と機能を回復することが期待できます。まずは現状をしっかり把握するための精密検査が大切です。詳しい治療の選択肢についてはご来院の際にご説明いたします。

📝 この記事のまとめ

  • 歯ぎしりは歯の摩耗・顎関節症・全身の不調などさまざまな影響につながることがある
  • 音が出ないクレンチング(食いしばり)も歯ぎしりのひとつ。音がなくても安心はできない
  • 咬み合わせのバランスが歯ぎしりに関係していることがある。精密診断が有効
  • マウスピースは歯を守る手段として有効だが、原因へのアプローチと組み合わせることが望ましい
  • 「何となく顎が疲れる」「歯が削れてきた」と感じたら、早めの歯科相談がおすすめ

歯ぎしり・咬み合わせのお悩みはますぎ歯科クリニックへ

滋賀県大津市杉浦町にあるますぎ歯科クリニックでは、歯ぎしりや咬み合わせのお悩みについて、日本顎咬合学会咬み合わせ認定医・馬杉院長が丁寧にご対応いたします。精密検査・精密診断をもとに、お一人おひとりに合った対処法をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

📍 滋賀県大津市杉浦町1-5 | 京阪石坂線「瓦ヶ浜駅」徒歩約4〜5分 | 駐車場10台完備

🕐 月・火・水・金 09:30〜18:00(13:00〜14:00昼休み)/ 土 09:30〜13:00 / 休診:木・日・祝・土曜午後

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・歯が少しずつ削れてきた気がする
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監修・執筆者

ますぎ歯科クリニック 院長 馬杉 明克

1964年京都生まれ。1990年朝日大学歯学部卒業。1993年にトロント大学・カナダ開業医・NY開業医にて研修を修了後、国際的な視野と専門技術を磨く。1998年に滋賀県大津市にますぎ歯科クリニックを開院し、以来20年以上にわたって地域の皆さんのお口と全身の健康を支え続けています。

【所属・認定資格】

日本顎咬合学会咬み合わせ認定医 / 日本アンチエイジングビューティアドバイザー認定医 / WCUPS(低侵襲性歯科学会)/ iaaid(国際先進学際歯科学会 アジア部会)/ オーソトロピクス研究会 / SLA・Bimler研究会 / アメリカルミネアーズ認定医

【主な研修歴】

内藤正裕先生 くれない塾 / UCLA Hervvy Takei インプラント&ペリオコース / UCLA Tommas Hah ロスにてペリオコース / 明海大学・朝日大学 オーラルリハビリテーションコース 他多数受講

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