詰め物がすぐ取れる原因と対処法|大津市の歯科医院が解説
📋 この記事の目次
- ▸ 「また取れた…」その悩み、意外と多いです
- ◦ 詰め物の脱離は珍しいことではない
- ◦ こんな症状に心当たりはありませんか?
- ▸ 詰め物がすぐ取れる原因|歯科医師が解説
- ◦ その他に考えられる要因
- ▸ 詰め物が取れたまま放置するとどうなる?
- ◦ 放置が招くリスクを知っておきましょう
- ◦ よくある誤解:「詰め物が取れても歯は残っているから大丈夫」
- ▸ 繰り返さないための対処法・治療の考え方
- ◦ まずは原因を正確に把握することが大切
- ◦ 素材の選択も再発予防のポイント
- ◦ 咬み合わせの改善が再発予防に繋がることも
- ▸ ますぎ歯科クリニックが詰め物の脱離に向き合うこだわり
- ▸ 詰め物に関するよくある質問
- ◦ この記事のまとめ
- ◦ 詰め物がまた取れてしまった方へ|まずはご相談ください
「また詰め物が取れてしまった…」「同じ歯が何度も外れる…」「治療したばかりなのにどうして…」「もう諦めるしかないのかな…」——そんな経験をされていませんか?
繰り返す詰め物の脱離は、決してあなたのせいではありません。実は、外れ続けるには必ず原因があります。その原因を正しく知ることが、「また取れた」を繰り返さないための第一歩です。
詰め物が取れるのには、ちゃんとした理由があります。原因を正しく知ることで、同じことを繰り返さずに済む場合があります。
滋賀県大津市杉浦町にあるますぎ歯科クリニックでは、「一本の歯」だけを診るのではなく、口腔という臓器全体を精密に診断し、詰め物が繰り返し外れる本当の原因を探るところから治療を始めています。
- 詰め物がすぐ取れてしまう主な原因とそのしくみ
- 詰め物が取れたまま放置するとどうなるか
- 繰り返しを防ぐためにできること・歯科でできる対応
こんなお悩みはありませんか?
- 詰め物・インレーが短期間で繰り返し外れてしまう
- 同じ部位の詰め物が何度も取れて困っている
- なぜ取れるのか原因が知りたい、根本的に解決したい
治療を進める前に、費用の内訳と目安を丁寧にご説明します。納得してから進めますのでご安心ください。
📞 077-537-3320(月火水金 9:30〜18:00 / 土 9:30〜13:00)
「また取れた…」その悩み、意外と多いです
詰め物の脱離は珍しいことではない
歯の詰め物(インレーやコンポジットレジンなど)が外れてしまう経験は、歯科を受診される患者さんの中でも非常によく聞かれるお悩みのひとつです。「治療してしばらくしたらまた取れた」「食事中にポロっと出てきた」という声は、大津市周辺でも多くの方からお聞きします。
詰め物は永久に持続するものではなく、素材や環境によって寿命に違いがあります。しかし、短期間のうちに何度も外れる場合は、単なる経年劣化ではなく、別の原因が隠れている可能性があります。
こんな症状に心当たりはありませんか?
以下のような経験がある方は、詰め物が取れやすい状態になっているかもしれません。
- 食事中や硬いものを噛んだときに詰め物が外れた
- 同じ歯の詰め物が2回以上取れたことがある
- 詰め物が取れた後、歯がしみたり違和感が続いている
- 詰め物が取れた歯が黒っぽく変色してきた
思い当たることがあれば、まずは原因を知ることが大切です。詰め物の脱離は「よくある些細なこと」ではなく、お口全体のサインである場合も少なくありません。

詰め物がすぐ取れる原因|歯科医師が解説
詰め物が外れる原因はひとつではなく、複数の要因が重なっていることもあります。ここでは代表的な原因を整理して解説します。
Point 01
虫歯の再発(二次カリエス)
詰め物の周囲や内側に虫歯が再発すると、歯と詰め物の間に隙間が生じ、接着が崩れて外れやすくなります。これを二次カリエス(二次う蝕)といいます。詰め物があるから安心、と思いがちですが、詰め物の縁や接着面は虫歯菌の侵入経路になりやすく、定期的なメンテナンスを怠ると気づかないうちに再発が進みます。取れた詰め物の内側や歯が黒ずんでいる場合は、二次カリエスの疑いがあります。
Point 02
咬み合わせの問題
咬み合わせ(咬合)のバランスが乱れていると、特定の歯や詰め物に過剰な力がかかり続け、接着が剥がれやすくなります。歯ぎしり(ブラキシズム)や食いしばりがある方は、就寝中にも強い力が繰り返しかかるため、詰め物が短期間で外れる大きな原因になります。咬み合わせの問題は自覚しにくく、「なんとなく噛みづらい」「顎が疲れる」という感覚として現れることもあります。
Point 03
接着剤の劣化・素材の経年変化
詰め物を歯に固定するセメント(接着剤)は、時間の経過や口腔内の酸・温度変化によって徐々に劣化します。また、金属インレーやコンポジットレジンも素材ごとに寿命があり、古くなると変形や摩耗が進みます。特にコンポジットレジン(プラスチック系素材)は比較的年数が経つと変色・劣化しやすく、接着力の低下につながることがあります。使用年数が長い詰め物が繰り返し外れる場合は、素材ごと見直すことが必要な場合もあります(個人差があります)。
その他に考えられる要因
上記の3つの主な原因以外にも、詰め物が取れやすくなる要因があります。たとえば、型取りや詰め物の製作時の精度が低い場合、歯と詰め物の適合が悪く外れやすくなることがあります。また、キャラメルやグミなどの粘着性の高い食べ物を習慣的に食べていると、詰め物を引き剥がす力が繰り返しかかることになります。さらに、歯周病が進行して歯を支える骨や歯茎が弱くなると、歯自体が動くようになり、詰め物の安定が損なわれることもあります。
詰め物が取れたまま放置するとどうなる?
放置が招くリスクを知っておきましょう
詰め物が取れたとき、「痛みがないから大丈夫」と放置してしまう方は少なくありません。しかし、取れた詰め物をそのまま放っておくことには、さまざまなリスクが伴います。
【放置した場合に起こりうること】
詰め物が外れた歯は、象牙質や歯の内部が外気や細菌にさらされた状態になります。この状態が続くと、虫歯が急速に進行することがあります。また、詰め物がない状態では隣の歯や噛み合う歯が動き始め、かみ合わせ全体が変化してしまう場合もあります。さらに、歯の欠けた部分が舌や頬粘膜を傷つけることもあります。「痛みがない=問題ない」は誤解です。痛みが出る前に早めにご来院されることをおすすめします。
詰め物が外れた後に再びむし歯が進みやすい背景には、むし歯に直結しやすい習慣が関係している場合があります。
よくある誤解:「詰め物が取れても歯は残っているから大丈夫」
詰め物が取れても歯そのものは残っているため、「急いで治療しなくてもいいだろう」と感じる方は多いです。しかし、詰め物は歯を守るカバーの役割も担っています。詰め物がなくなった状態の歯は、虫歯菌が入りやすい「無防備な状態」です。また、取れた詰め物を自分で接着剤などで貼り直そうとする方もいらっしゃいますが、市販の接着剤では歯科専用セメントの強度・安全性が得られず、内部でさらに虫歯が進行するリスクがあるためおすすめできません。

繰り返さないための対処法・治療の考え方
まずは原因を正確に把握することが大切
詰め物の脱離を繰り返さないためには、「また詰めればいい」という対処療法ではなく、外れた本当の原因を突き止めることが重要です。二次カリエスなのか、咬み合わせの問題なのか、素材の限界なのか——原因によって対応策はまったく異なります。
ますぎ歯科クリニックでは、歯科用CTや精密な咬合検査を活用し、お口全体の状態を臓器単位で把握したうえで、最適な治療計画を立てることを大切にしています。
原因から改善することで、将来的な再治療の回数を減らすことにつながります。「また取れるかもしれない」という不安から解放され、長持ちする治療を目指すことができます。
素材の選択も再発予防のポイント
詰め物の素材選びは、見た目だけでなく耐久性・適合精度・噛み合わせへの影響も含めて総合的に判断することが大切です。代表的な素材のメリット・デメリットを整理します。
詰め物を長く維持するためには、歯を長持ちさせる正しいブラッシング方法を日ごろから意識することも助けになります。
セラミック・ジルコニア系のメリット
- 天然歯に近い色調で審美性が高い
- プラークが付きにくく衛生的
- 適合精度が高く、詰め物が外れにくい環境をつくりやすい
- 変色・変形が少なく長期安定しやすい
- 金属アレルギーの心配がない
セラミック・ジルコニア系のデメリット
- 自由診療のため費用が高くなる
- 硬いため対合歯が削れる場合がある
- 強い衝撃で割れることがある
保険適用の詰め物(銀歯・レジン)のメリット
- 費用を抑えることができる
- 保険が適用される(条件あり)
- 比較的短期間で治療が完了しやすい
保険適用の詰め物(銀歯・レジン)のデメリット
- 金属アレルギーのリスクがある
- 劣化・変色しやすい
- 適合の精度が限られることがある
- 審美性が低い
咬み合わせの改善が再発予防に繋がることも
詰め物が繰り返し外れる方の中には、咬み合わせのバランスが根本原因になっているケースが少なくありません。咬合の問題を放置したまま詰め物だけを替え続けても、同じことが繰り返される可能性があります。日本顎咬合学会咬み合わせ認定医である馬杉院長のもとで、咬合診断を受けることで、詰め物の脱離を繰り返す本当の理由が見えてくることがあります(個人差があります)。
なので当院では、詰め物が取れた際に「また詰めれば大丈夫」とはなりません。噛み合わせのバランス・歯ぎしりの有無・お口全体の環境まで確認し、「なぜ外れたのか」という根本原因から向き合っています。他院で何度作り直しても改善しなかった方が、原因が判明して改善できたケースも少なくありません。
詰め物が外れる原因は、接着の問題だけでなくかみ合わせや歯ぎしりが関係している場合もあります。相談だけでもOK、無理な治療提案はしません。

ますぎ歯科クリニックが詰め物の脱離に向き合うこだわり
大津市杉浦町で開業20年以上、地域の皆さんのお口の健康を支え続けてきたますぎ歯科クリニックでは、「また取れた」を繰り返さないための診療を大切にしています。
たとえば、こんなケースがあります。
「3年間で同じ歯の詰め物が4回取れた」とご来院された患者さん。これまで取れるたびに近くの歯科で詰め直してもらっていましたが、精密検査を行うと、就寝中の強い食いしばりによって特定の歯に過剰な力がかかり続けていたことが判明しました。咬み合わせの調整とナイトガードの使用を組み合わせた結果、その後1年以上詰め物が外れることなく経過しています。
また、「詰め物の下で虫歯が繰り返し再発する」という方では、銀歯の経年劣化による隙間が原因であることが確認できたケースもあります。セラミックへの素材変更と咬合調整を行った結果、二次カリエスの再発を防ぐことができました。
「また取れた」と諦める前に、まずは原因を探ることが大切です。
- 口腔を臓器単位で診る精密検査・精密診断:一本の歯だけを診るのではなく、噛み合わせ・歯周組織・骨の状態を含めたお口全体の精密検査を実施。歯科用CTも活用し、見えない部分の変化も把握します。
- 日本顎咬合学会咬み合わせ認定医による咬合診断:院長・馬杉明克はカナダ・ニューヨーク・UCLAでの研修を経た咬合治療の専門家。詰め物脱離の背景に咬み合わせの問題がある場合、根本からアプローチします。
- か強診(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)認定院:厚生労働省が認定するか強診として、継続的な予防管理・メンテナンスを通じて詰め物の寿命を延ばし、お口の健康を守り続けます。
- 金属アレルギー対応・審美素材の選択肢:金属アレルギーが気になる方には、金属を使わないセラミックやジルコニアでの治療をご提案。素材ごとのメリット・デメリットを丁寧に説明したうえで、患者さんに合った選択をご一緒に考えます。
- 使い捨て器具・高圧蒸気滅菌による衛生管理:治療器具の衛生管理を徹底。安心して通院していただける環境づくりを続けています。
詰め物が繰り返し取れてしまうとき、「運が悪い」「詰め物の質が悪い」と思われる方も多いのですが、実際にはお口の中に何らかのサインが隠れていることがほとんどです。私たちは、皆さんを家族と思い、その方の口腔全体の状態をしっかり診たうえで、治療の繰り返しを終わりにするための道筋を一緒に考えています。
「また取れた」とあきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください。地域と歩んで約28年、これからも皆さんに寄り添う歯科医院であり続けることが私たちの願いです。
ますぎ歯科クリニック 院長 馬杉 明克
詰め物に関するよくある質問
詰め物が取れたらすぐに歯科に行く必要がありますか?
はい、できるだけ早めにご来院されることをおすすめします。詰め物が外れた歯は象牙質や内部が外部にさらされた状態になり、虫歯の進行や細菌感染のリスクが高まります。痛みがなくても、数日以内を目安にご来院ください。取れた詰め物は捨てずに持参していただくと、状態の確認に役立てられる場合があります。
詰め物が取れた歯を自分で接着剤でつけてもよいですか?
市販の接着剤で詰め物を自己処置することはおすすめできません。歯科専用のセメントとは成分・強度が異なるため、適切に接着されないうえ、内部で虫歯が進行しても気づきにくくなります。また、詰め物がずれた状態で固まると、噛み合わせに悪影響が出ることもあります。取れた詰め物はそのまま保管し、早めに歯科を受診してください。
詰め物を繰り返し作り直すことはできますか?何度も取れるのはおかしいですか?
詰め物が短期間で繰り返し外れる場合は、単純な製作上の問題だけでなく、咬み合わせの問題・虫歯の再発・歯周病の進行など、お口全体に関わる原因が潜んでいる可能性があります。同じ方法・同じ素材で何度作り直しても改善が見られないときは、根本原因を探る精密検査が有効です。ますぎ歯科クリニックでは、歯科用CTや咬合検査を活用した精密診断を行っていますので、お気軽にご相談ください。

この記事のまとめ
- 詰め物がすぐ取れる主な原因は「虫歯の再発(二次カリエス)」「咬み合わせの問題」「接着剤・素材の経年劣化」の3つ
- 詰め物が取れたまま放置すると、虫歯の進行・歯の移動・噛み合わせの変化などのリスクが生じる
- 繰り返す脱離には、一本だけを治す対処療法ではなく、口腔全体の精密診断が有効
- 素材の選択(セラミック・ジルコニアなど)や咬み合わせの改善が再発予防につながる場合がある(個人差があります)
- 大津市のますぎ歯科クリニックでは、か強診認定・咬み合わせ認定医による精密検査と丁寧な説明で、治療の繰り返しを終わりにするサポートをしています
詰め物がまた取れてしまった方へ|まずはご相談ください
大津市・膳所エリアにあるますぎ歯科クリニックでは、詰め物の脱離でお悩みの方のご相談を随時受け付けています。京阪石坂線「瓦ヶ浜駅」から徒歩約4〜5分、駐車場10台完備でお越しいただけます。お子さまからご高齢の方まで、ご家族みなさまでご来院いただける地域密着型の歯科医院です。
【診療時間】月・火・水・金 9:30〜13:00 / 14:00〜18:00 土 9:30〜13:00 休診:木・日・祝・土曜午後
こんな方は、一度ご相談ください
・同じ歯の詰め物が何度も外れてしまう
・他院で治療したが、また取れてしまった
・なぜ繰り返すのか、原因を知りたい
・原因から根本的に改善したい
・長持ちする治療を受けたい
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この記事の監修者
馬杉 明克(ますぎ あきかつ)|ますぎ歯科クリニック 院長

1964年京都生まれ。1990年朝日大学歯学部卒業。1993年にカナダ・トロント大学、ニューヨーク開業医での研修を修了。1998年に滋賀県大津市杉浦町にますぎ歯科クリニックを開院し、地域の歯科医療に20年以上携わっています。
【所属・資格】日本顎咬合学会咬み合わせ認定医 / 日本アンチエイジングビューティアドバイザー認定医 / WCUPS(低侵襲性歯科学会)/ iaaid(国際先進学際歯科学会アジア部会)/ アメリカルミネアーズ認定医 / オーソトロピクス研究会・SLA・Bimler研究会 参加。UCLAにてインプラント・ペリオ・オーラルリハビリテーションコースを受講するなど、継続的に国内外で研鑽を積んでいます。
【所在地】〒520-0836 滋賀県大津市杉浦町1-5